施工前① 施工後①
施工前② 施工後②
 本橋梁は、県道43号線の那覇市若狭地内に位置し、安里川水系の潮渡川を跨ぐ橋梁橋である。既設橋は、昭和30年竣工の2径間単純RCT桁橋であり、損傷・劣化が著しく、本業務における対策工検討より、架替えによる更新を決定し、架替え工事に必要な橋梁詳細設計を実施した。新設橋は、橋長:18.2m、上部工形式:プレテンション方式単純中空床版橋、下部工形式:逆T式橋台、基礎形式:場所打ち杭である。本業務では、市街地特有の制約条件等の課題に対し、①交通量調査及び交差点解析に基づく交通切廻し計画、②変断面PC主桁の採用、③河川上への施工用仮設構台の設置、④プレキャスト踏掛版の採用などの解決策を提案し、詳細設計に反映した。